2018年度_SDGsの目標達成を掲げ地域課題を解決する授業を実施 〜地域の協力を得て実践的なプランを提案〜
1月21日、環境システム学科3年生の講義「環境システム応用演習A/B」の最終プレゼンテーションが行われました。この科目は、SDGsの17のゴールを実現するべく、学生が以下の9つの地域に出向き、地域・社会問題解決を図るPBLを必修授業として実践するものです。
・さいたま市見沼区東大宮
・さいたま市大宮区氷川参道
・さいたま市大宮駅東口
・川越市川越中央通り
・上尾市上尾駅東口
・大船渡市越喜来
・柏市柏駅東口
・墨田区曳舟駅周辺
・新宿区神楽坂
学生は、現地で住民や行政にヒアリングを行ったり実地調査を行いながら、その土地が抱える課題を発見し、それを解決して魅力のある地域となるような企画を、SDGsに対応することを意識しながら4ヶ月かけて練ってきました。
この日はその成果の最終プレゼンテーションを開催。各チームとも、企画を模型やCG映像などを用いながら、建築計画や空間利用計画などハードの提案から、住民の利用イメージ案、サービスやイベント企画などのソフト面も含め、さまざまな側面から提案を行いました。
この講義では、各地域の行政担当者や商店会、青年会、まちづくり団体などの方々から協力を得ており、この日も大宮キャンパスに招待。プレゼンテーションに対し、真剣にその地域について考える学生たちに感謝を述べつつ、時に厳しい意見や注文も含めて質問や意見を交わし、学科教員も交えて盛んなディスカッションが行われました。
この日交わした議論をもとに、今後学生は、アイデアの発想からディテールの詰め、実現可能性等の検討を進め、卒業研究として引き続き地域の課題解決に向けた取り組みを行っていく予定です。
※「2018年度特別教育・研究費/FD・SD活動助成」対象
プロジェクト名「社会人基礎力向上を目指す地域貢献型アクティブ・ラーニングの実践と効果測定」
▲具体的な設計プランを提案
▲CGアニメーションも用いてビジュアルの
イメージも具体的に
▲各チーム趣向を凝らして製作した模型