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2020/05/18

ドイツにて実習を行いました(海外環境フィールド実習)

8月末から9月初めにかけて、2年生と3年生の学生6名が、ドイツのベルリン応用科学大学と共同でベルリンとデッサウの2つのコースに参加しました。ベルリンコースは「Activating your inborn sense of wonder」に参加、デッサウコースは「Sensory Experience Design 2019」にそれぞれ5日間参加し、建築やまちづくりについての視察・観察を行った上で、ワークショップおよび発表を行いました。

ベルリン組は、ジーメンスシュタット、グロスジードルング・ブリッツ、ユニテダビダシオン、ハンザ・フィアテルといった住宅団地のリノベーション(改修)や公園の景観の観察・ヒアリングを行った上で、グループに分かれて「未来に求められるパブリックスペースのランドスケープデザイン」というテーマで模型を作り、発表を行いました。

デッサウ組は、ベルリン応用科学大学、アンハルト大学デッサウ校、エストニア芸術アカデミー、スロヴァキアのリュピアナ大学、オーストリアのアンゲヴァンテ大学の学生や教員が参加し、3つのチームに分かれ、世界遺産になっているバウハウスの中で、近代建築の巨匠ワルター・グロピウスらの写真に見守れながら、「2050年にバウハウスが感覚体験の施設として新しく生まれ変わるなら何になるか」というテーマでワークショップを行い、紙模型の制作を行いました。

学生たちは毎日英語のシャワーや現地学生のパワーに押されながらも、国内では得られない充実した学びを体験していました。