OB・OG
各方面で活躍するOB OG
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建築系(建築設計)
牟田 万里奈さんMarina Muta
大成建設株式会社 設計本部
- 2014年 学部卒業
- 2016年 大学院建設工学専攻修了
学科で学んだこと
建築を単体ではなく、日々変化する都市・地域・自然・人との関係で捉える視点が新鮮でした。コンピューターを活用し、見えにくい環境の性質を可視化し、複眼的な視点を持って問題解決することを学びました。
この仕事を選んだ理由
学生時代に取り組んだ人力飛行機のサークルや地域の人々とのまちづくり活動を通して、様々な立場の人と協働してものを作り上げる喜びを知り、多様な知見と技術が結集した組織で建築をつくりたいと思いました。
学科教育の強み
授業や研究活動ではグループワークが多く、他分野の人とコミュニケーションを図りながら物事を調整する能力が身につきました。幅広い視野を持ちつつ専門性を高められる点が環境システムの強みだと思います。
後輩へのメッセージ
自分の専門分野を決めている人も、そうでない人も、様々な分野の学習を通して自分の学びたいことを見出して広げることができる学科です。ぜひ様々なことにチャレンジして充実した学生生活を送ってください。
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建築系(技術開発・研究)
中川 晴日さんHaruhi Nakagawa
清水建設株式会社 技術研究所
- 2020年 学部卒業
- 2022年 大学院建設工学専攻修了
学科で学んだこと
3分野について幅広く学ぶことができたため、物事について多角的な視点から捉え、考えることが重要であることを学びました。社会の問題が複雑化していく中で、この考え方が必要であると社会に出て実感しています。
この仕事を選んだ理由
大学での研究を通して、新しい技術の開発を企画から実用化まで携わりたいと思いました。技術開発はより良い建物を提供する上で欠かせません。きちんとしたエビデンスに基づき、技術開発の面からものづくりに関わっていきたいです。
学科教育の強み
学科での授業は仲間と協働して課題解決に挑戦する事が多いです。そのためコミュニケーション能力を高め、一人で考えるとは異なった難しさを知ることができるなどより実践的な学びができる点が強みだと思います。
後輩へのメッセージ
環境システム学科では建築・都市・環境の3分野を幅広く学ぶことができます。進路を決めている人もそうでない人も分野に偏りなく勉強してみてください。他の人には無い、自分にしかない強みを作ることができると思います。
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建築系(建築設計)
岩﨑 庸浩さんNorihiro Iwazaki
鹿島建設株式会社 建築設計本部
- 2002年 学部卒業
- 2004年 大学院建設工学専攻修了
学科で学んだこと
建築・都市・環境・情報と幅広い知識を学び、建築設計に対する視野が広がりました。特に「システム思考」の修得は、問題発見・解決に有用で社会に出てこそ活かされる実践的なスキルであると実感しています。
この仕事を選んだ理由
大規模な建築は、それだけで公共性を帯びるという意識の元、建築を通してより良い都市空間・環境を創出していきたいです。そのために必要な決断力、確かな技術力を身に着けた設計者を目指したいと思います。
学科教育の強み
卒業設計や研究室の活動で培われたリーダーシップ・コミュニケーション能力を活かし、多くの人が携わる大規模プロジェクトで、チームの中心として横断的に意見を統合し取りまとめる力量を発揮しています。
後輩へのメッセージ
環境システム学科は、幅広い分野を学べる反面、専門分野への一歩が遅れる可能性があります。早い年次で自分の興味ある分野を見定め、そこを基軸として多様な知識の修得に邁進することをおすすめします。
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都市・地域系(行政/地理空間情報)
半田 聡さん Satoshi Handa
国土交通省 国土地理院 基本図情報部
- 2015年 学部卒業
- 2017年 大学院建設工学専攻修了
学科で学んだこと
都市・建築・環境といった複数の専門分野を体系的に学ぶことで、自分が専攻した分野を多角的な視点から分析できる力を養えました。物事を多角的な視点から見ることは重要であり、実社会においても求められる能力だと思います。
この仕事を選んだ理由
国土地理院には様々なバックグラウンドを持った方々が集まっており、その方々と地理空間情報を創り上げていくことに魅力を感じました。地理空間情報は、民間地図やハザードマップ作成のための基礎データなどとして、実社会の様々な場面で活用されており、今後も、デジタル社会や、防災・減災に強い社会を実現するためにサポートしていきたいです。
学科教育の強み
環境システム学科では、実社会に出て、地域住民・専門家・行政などの方々と協働しながら、地域の課題を解決するアイディアを提案・実行・改善するといった一連のプロセスを経験できます。ここで培った課題発見力や調整能力は、私の強みであり、就職後も役立っています。
後輩へのメッセージ
自分で考え抜き、仲間と協力し合い、地域の課題を解決したという経験は、一生ものの財産になります。学科で学んだことをベースにしつつ、学生プロジェクトなどの課外活動にも取り組むことで、信頼されるマインドと技術力を身につけてください。
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環境系(環境系行政/ 都市計画系行政)
吉間 朋則さんTomonori Yoshima
桶川市役所環境課 健康福祉部
高齢介護課- 2009年 学部卒業
学科で学んだこと
「環境」、「都市計画」、「建築」と広範な分野に渡る幅広い授業が展開され、様々なことが学べた4年間でした。自分の興味に合わせてカリキュラムを組むことができ、将来の選択肢を広げることができました。
この仕事を選んだ理由
父が公務員として働いていたこと。また、研究室のOB、OGに市役所等で働いている先輩方が多くいたからです。実際、最初に配属された環境課では、環境政策、自然再生事業及び緑地保全等に関する仕事の際にこれらの経験が役立ちました。
学科教育の強み
ゼミ等では色々な市役所の方と話す機会が多く、公務員を目指していた自分には大変刺激になりました。環境政策に熱心な市町村の全国組織である「環境自治体会議」に参加したのも貴重な経験です。市民の方から公害や環境衛生に関する相談が毎日のように寄せられますが、大学時代の知識が大変役に立ちました。
後輩へのメッセージ
理系なので単位の取得は簡単ではないと思います。しかし、就職に強い!仕事に強い!と言われる芝浦に入学して後悔することはありません。勉強以外にも、サークル等でキャンパスライフを楽しみましょう。