2020/01/30
2019年度「環境システム応用演習」中間報告会を実施
3年生の必修演習課題である「環境システム応用演習A/B*¹」の中間報告会を実施しました。本科目では、後期9月から始まり約5か月間、実際の地域*²に出向き、住民や関連する諸機関・団体と議論を深め、地域に潜在する課題を抽出し、具体的な解決策を提案しプレゼンテーションするものです。
この日は、対象とする10地域から29名の学外協力者*³の皆様に大宮キャンパスまで足を運んでいただき、10のチームが進捗状況(地域情報の調査・分析、企画提案に向けての方針など)など)」を報告しました。住民、行政、企業などの各視点からさまざまな質疑や意見が飛び交い、各専門分野(建築、都市、環境、社会科学)の教員からも厳しい指摘がありましたが、学生諸君の慣れないながらも懸命に応答する様子から、1月の最終発表への期待が高まった時間となりました。
*1 SDGsの達成を念頭に置いた国際社会や地域における諸問題を解決できる能力の修得を目指し、建築や都市、環境分野を中心とする専門的な知識と実践的な技術、さらにこれらを横断的に関連づける手法、そして地域住民や関連諸機関・団体との合意形成手法を学ぶアクティブ・ラーニング。(3年・後期・必修・演習科目)
*2 ⾒沼区丸ケ崎、⾒沼区東⼤宮、さいたま市岩槻駅周辺、さいたま市緑区浦和美園、川越市川越⻄⼝、⼤宮区氷川参道、新宿区神楽坂 、柏市豊四季団地、熊⾕市熊⾕駅、墨⽥区曳⾈
*3 各地域から地域住民、行政担当者、自治会、商店会、青年会、NPO法人などのまちづくり諸団体、企業など