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2020/08/09

第3回 IAUD住宅学生コンペで澤田研究室有志チームが入賞

IAUD*開催の学生コンペ『2025年以降の日本の暮らしと住まい「UDプラス」のプロトタイプを考える』に応募した澤田研究室の学生チームが「佳作」に入賞しました。

 

IAUD研究部会は「誰もが心豊かに暮らせる暮らしと住まいづくりを目標に、様々な視点から『楽しいUD』の実現を目指し・・・UDの基本である『身体的・心理的なストレスのない状態を目指す』ことだけに留まらず、『身体的、心理的に適正な負荷(刺激)を与えることで機能の低下を防ぎさらに向上させる』など +αの発想を加えることで、快適で達成感がある暮らしを実現することを目標とした『UDプラス』の考えを推進」しています。同部会が開催した本コンペ(建築設計競技会)のテーマは、「2025年以降の社会状況を前提とした、学生の皆さんのUDプラスの発想による『2025年以降の日本の暮らしと住まいのプロトタイプ』についてのアイデア」がテーマでした。(「」内は同協議会hpの紹介文から抜粋

 

受賞者:芝浦工業大学/Archer:瀬口 竜汰 / 木村 友香 / 中村 晟宏 / 井出 岳 / 米延 美咲(澤田研究室)

作品名:「yurikago」

審査結果発表日:2019年11月25日

審査委員長:古瀬敏名誉教授(IAUD理事長・静岡文化芸術大学名誉教授)

審査員:研究開発部会メンバー(LIXIL、住友林業、凸版印刷、富士通、リコー、他)

 

■審査員長コメント
「世間を騒がせた『青山の児童相談所』をきっかけとして、あるべき姿を考えた提案である。人が住んでいるところ、必ずと言っていいほど問題が生じ、利害がぶつかる。ここで拾い出されたさまざまな要素はどこでもほぼ共通なので、この思考過程と提案の適用対象は何も青山に限られるものではない。」

 

■受賞者代表 瀬口竜汰君(澤田研究室修士2年)のコメント
修士1年時に自身の研究の一環でコンペに参加しました。AI開発で用いられる回帰分析や自然言語処理などの分析手法を、敷地調査や建築計画段階においてどのように活用できるかをチームで研究し、1つの方法論を確立できたかと思います。また幸運にも佳作という名誉ある賞を頂くことができ、今後の研究の励みにもなりました。COVID-19感染拡大防止のため、授賞式や審査員の方とのディスカッションの機会は中止になってしまいましたが、審査員の方から頂いた講評コメントを真摯に受け止め、これからの研究活動に邁進していく所存であります。

*IAUD:International Association for Universal Design 一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会。「『ユニヴァーサルデザイン(UD)の更なる普及と実現を通して、社会の健全な発展に貢献し、人類全体の福祉向上に寄与すること』を基本理念として活動」する組織。

「」内は同協議会hpの紹介文から抜粋引用させていただきました

第3回 IAUD住宅学生コンペ結果発表