次世代SDGsフォーラムが開催され、学生と社会人がSDGsについて語り合いました
2019年12月21日(土)、本学関係者 約250 名(学生 約230 名 教職員約20 名)、外部から 約100 名(一般参加者 約60名、子ども・親子 約40 名)が参加し、「SDGs for YOU」をテーマに次世代SDGsフォーラムが開催されました。初めての大規模なSDGsに関するイベントで、環境システム学科が総力をあげて学生主体の取り組みを支えました。
午前中は斉藤記念館での全体会で、次世代SDGs フォーラム 実行委員長であるSDGs 学生委員会―綾いと― 代表の藤田楓さん、村上雅人芝浦工業大学学長 の挨拶の後、内閣府地方創生推進事務局 遠藤健太郎参事官『 地方創生によるSDGsの達成』、SDGs市民社会ネットワーク 新田英理子事務局長より『市民の視点のSDGsとは』と題した基調講演がありました。次に、蟹江憲史 慶應大学教授が司会を務め、清水勇人さいたま市長、村上雅人芝浦工業大学学長 、亀石弥都 立命館大学 Sustainable Week 実行委員会 委員長と藤田楓さんをパネリストとして『次世代主体のSDGs達成に向けた取り組み』と題したパネルディスカッションが行われました。
昼休みは、「環境フィールド実習」「環境マネジメントシステム演習」の授業成果(35グループ)や市民団体(8グループ)のポスター発表や、学生プロジェクトによる子ども向け体験コーナー(6グループ)が2号館の教室で開かれ、屋外ではさいたま市役所やさいたま市内の企業の展示(7グループ)がありました。また託児所も設けられ、最大8名の利用がありました。
午後からは2号館の教室で分科会とワークショップが開かれ、環境システム学科の教員がコーディネータを務めました。分科会は前半が『ジェンダー平等』『平和』『子ども支援』『途上国支援』、後半が『プラスチック』『若者の活動』『まちづくり』『エネルギー』『地方創生』であり、各分科会でホットな話題提供や重要な論点提起が行われました。それを踏まえ、交流型ワークショップでは、グループに分かれ、学生と社会人が入り交じって次世代を主体とした今後のアクションについて、真摯な議論が行われました。
参加者のアンケートからは、「学生さん、つまり若い人たちの参加が多く、大成功だと思います」「学生が頑張っているのが、じわじわ伝わってきました」「SDGs 学生委員会-綾いと-のメンバーを中心に、ワークショップなどで主体的な役割を果たされていたと思います」「講演や展示にも多くの学生が熱心に参加していた」「SDGs の理論を踏まえて、若者が実際に何ができるのかがよく分かりました」
と、学生主体の取り組みを評価するコメントが多数ありました。