環境フィールド実習/体験の授業で、コウモリの観察を行いました
2020年8月18日、1・2年生対象の環境フィールド実習・環境フィールド体験の授業で、コウモリの観察を行いました。
といっても受講学生約15名は、コロナ感染防止のため現地に行くことができず、自宅でモニター越しにライブ中継を見るというスタイルです。
こうもり協会の大沢夫妻のご指導で、事前学習を行い、こうもりは1100種類もいて哺乳類の種類全体の2割を占めていること、益鳥であること、今回のコロナウイルスをコウモリが人に感染させたわけではないことを知りました。
場所は埼玉県川越市の小畔川のほとりで、夕方から陣取って、日没前後に飛ぶアブラコウモリの出現を待ちました。「バットディテクター」というコウモリの超音波をキャッチする装置によって、コウモリかどうかの判別することがができます。
日没になるとパラパラとアブラコウモリが飛び始めましたが、あまり数は多くありませんでした。そこで、1週間前の下見の時にたくさん飛ぶ様子を撮影していたので、それをみんなで鑑賞しました。
受講生からは
「今日は初めてコウモリが飛んでいる所を見ました。コウモリは集団で飛んでいるイメージがあったけど、思っていたよりもバラバラに飛んでいることがわかりました。コウモリを見かけることがあったら、今回習ったことを思い出して、今はどのような時期なのかということなどを考えたいなとおもいました。」
「今日は今まで学んできたコウモリをライブ中継という形で見ることができ良い経験になりました。今日はコウモリの数が少ないとお聞きしましたが、私は身近にこんなにコウモリがいたのだととても驚きました。」
「自宅の窓を開け外を眺めると恐らくアブラコウモリが3、4匹飛んでいた。意外と自宅の屋根裏にでも住んでいたりするのかもしれない。」
「バットディテクターを利用した観察を行ったことで、この音はこのコウモリかなというように楽しみつつコウモリを見てくことができました。」
「今回はライブ中継という形になってしまいましたが、その中でもコウモリについて学び観察する場を設けてくださりありがとうございました。大沢さんご夫妻に感謝申し上げます。ありがとうございました。」
といった感想が聞かれました。