news ニュース

2020/09/13

滋賀県の取り組みを学生たちが取材し発表-びわ湖SDGsスタディーツアー

2020年91日~4日、環境システム学科2年生24名が「環境フィールド実習」の授業の一環で、「びわ湖SDGsスタディーツアー」を、立命館大学の学生を主体とする学生ベンチャー「SDGsインパクトラボ」にコーディネートお願いして実施しました。学生たちは現地入りできず、自宅でライブ中継を見る形になりました。91日はSDGs LIVEと称して、琵琶湖博物館や彦根城などの滋賀県内での録画のさわりをみせました。また、高島市の空き家改修の現場のライブ中継を見ました。それと前後して、SDGsに関係する滋賀県内の活動の取材と記事作成を8つの班に分かれて行いました。取材先は、信楽焼の明山窯さん、湖南市地域創生推進課、大津市交通戦略課、守山市地域振興課、アーバンデザインセンターびわ湖草津、さしおと空き家改修プロジェクト、長浜市フードドライブ、滋賀大学Fridays For Future Shigaでした。

4(金)はSDGsインパクトラボスタッフでもある立命館大学学生の運営により発表会を行いました。まず9時半からグループに分かれて記事発表会を行い、10時半からは持続可能な地域創造ネットワークのSDGsツーリズムプロジェクトの一環と位置づけて会員に公開、スタディープログラム報告に続いて、滋賀県庁琵琶湖環境部の一伊達さんのご講演、それに学生らによるパネルディスカッション、まとめを行いました。

参加学生たちからは、以下のようなといった感想がみられました。

「今回の実習は現地実習ではなく、オンライン開催となり、学習できる内容が狭くなるのではと危惧していましたが、全くそのようなことはありませんでした。逆にオンライン開催になったことで、これから先、必要になるであろう実践的なスキルを身に着けることができました。」

「今回の「びわ湖SDGsツアー」の実習を参加することによって、Withコロナと言われる社会の中で生きていく実践的なスキルや、SDGsにおける多くの分野に、改めて興味、関心を持つことができました。」

「今回のこの活動で色々な体験ができて本当に良い機会になったと感じました。自分たちでアポイントメントをとって取材をして記事を書く。間違いなく普段の授業ではできないことです。またやはりオンラインでのやり取りの難しさを痛感しました。このような出会いを設けて下さったインパクトラボさんや中口先生に感謝しかないです」

「今回のびわ湖SDGsツアーを受講する前は、滋賀県についての知識がなく魅力というものが何かよくわかっていなかったが、取材や発表会を通じて滋賀県のさまざまな魅力を知ることができた。実際に取材や生地の作成を行ってみて、事前に準備しておくことの大切さや、取材先の方から上手に話を引き出す難しさなどを実感した。」

取材やご講演にご協力いただいた皆さん、倉庫改修の現場でおいしい昼食を提供いただいた寺本マコさん、SDGsインパクトラボの皆さんをはじめとする関係者の皆様に、改めて御礼を申し上げます。