2022/03/08
宮城県被災地周辺ツアー(2)南三陸町~石巻市訪問
Bコースは、11月6日はAコースと一緒に気仙沼市のスローフェスタを見学、夜には南三陸町歌津地区に入り、歌津震災復興の会「一燈」代表の小野寺さんから津波当時と復興過程のお話を聞きました。翌日は南三陸ワイナリーのブドウ畑で、代表取締役 佐々木道彦さんのご指導の下、草引きのボランティア活動を実施した後、ワイン製造の工場とお店を見学しました。南三陸町さんさん商店街で昼食と旧防災庁舎を見学、旧戸倉小学校跡地を訪れ、震災当時校長先生だった多賀城市教育長の麻生川敦先生の津波からの避難の様子を聞きました。最後に多くの子どもたちが犠牲になった旧大川小学校遺構を訪れ、娘さんを亡くされた「大川伝承の会」の紫桃隆洋さんのお話をお聞きしました。
参加学生の1人は「あの大災害から10年が経ち、初めて被災地を訪れたのが今回の宮城ツアーでした。当時ニュースで流れた衝撃的な光景が実際にこの地で広がっていたことを想像し、自然災害の恐ろしさについてもう一度考えさせられました。また、現在の被災地の街にはフェスティバルや商店街などで賑わいや活気があふれ、いたるところに笑顔が見えました。こうした人との交流や関わりが真の復興につながるものだと強く感じた2日間でした。」と感想を述べました。
南三陸ワイナリー社長の佐々木さん、旧戸倉小学校校長の麻生川先生、大川伝承の会の紫桃さん、ありがとうございました。