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2022/12/31

環境システム学科4年生が「第17回ダイワハウスコンペ」で佳作入選!

環境システム学科の4年生3名、伊藤 貴哉さん、勝浦 真帆さん、保坂 和輝さん、が住宅総合メーカーである大和ハウスの主催するアイデアコンペ「第17回ダイワハウスコンペティション:電気を使わない家」で佳作入選しました。応募作品192点の中、1次審査通過者 7組には残れなかったものの、佳作 10組に選ばれました。審査委員長 青木 淳(建築家/東京藝術大学教授)にその栄誉を称えられました。

 

写真は 授賞式の様子。左から、審査委員長 青木 淳先生、伊藤 貴哉さん、勝浦 真帆さん、保坂 和輝さん

 

「電気を使わない家」というお題に対して都市で暮らす路上生活者の「日常の家」であり、居場所がない現代人の「非常時の家」を【環境現像】というタイトルで設計しました。
本提案を設計するにあたり、実際に路上生活者たちが都市の中でどのようなふるまいをしているか調査を行い、立ち退きや排除アートなどで都市は彼らにとって住みにくい街になりつつある現状を目の当たりにしました。路上生活者はによる限られた場所で力強く知恵を駆使しながら生活する様は一般的に弱者と扱われますが、災害時の電気の供給が止まった時、彼らの都市居住者としての本能が呼び覚まされ、現代人が救われる様を描きました。本提案では路上生活者が居場所を追われている現状に疑念を抱き、現在の都市が持つ「公共」の捉え方を考え直すきっかけになればという思いを込めています。

貧困、エネルギー問題、不平等がなく、住み続けられるまちづくりを達成すべき目標とするSDGsの視点を盛り込んだ環境システム学科の推進するSDGsの視点を盛り込んだ意欲作です。

 

アイデアコンペですが、社会人、大学院生の多数の参加者がしのぎを削る中、学部4年生で佳作入賞を果たしました!

 

芝浦工業大学広報課による受賞紹介サイト
https://sit-paes.sakura.ne.jp//news/nid00002828.html

 

大和ハウスのコンペ公式のサイト
https://www.daiwahouse.co.jp/compe/17th/

 

 

↑ 佳作入選作品。タイトル【環境現像】